ビス２ヶ所で止まっています。
リア側はマフラーの裏にあるので、まずはマフラーを引っこ抜きます。
ただ、マフラーの黒塗装は、確実に剥げると思います。
（メッキの上の塗料は非常に剥げやすい）
後ほど塗り直すか、アクリル用薄め液で剥いでしまいましょう。

注：長時間薄め液に漬けますと、パーツが砕けます。

実車のタイヤは結構奥まっているのですが、それは模型的にはかっこ良くないので、ぎりぎりまで広げてみましょう。
ホイールはシャフトに刺さっているだけなので、引っ張るだけです。
ちょうど良いところまできたらストップ。
ただ、そのままだとホイールが外れやすくなるので、軸に瞬間接着剤を少量付けておきましょう。

注：瞬間接着剤は周囲を曇らせますので、車体への取り付けは、完全乾燥後に。
注：左写真のように置きますと、アンテナは折れます。

基部の部分が非常にでかいです。
アンテナ自身も太いので、ここを交換すればおもちゃっぽさが軽減されると思います。

まずは基部をニッパーでルーフぎりぎりのところで切り落とします。
そして切り口をやすりで整形します。
後はドリルで穴を開け、真鍮線等を接着し、黒で塗装すればＯＫです。

今回真鍮線は、0.6mmを使いましたが、問題はそれの入手方法ですね。
大手模型店でなら入手可能と思います。
（無理なら、マッチ針でも使いますか？）

注：やすりを掛ける際、マスキングテープ等で保護しておかないと、ルーフを傷つけます。

妙に丸く飛び出ているストップランプ。
本当は削って平にする方が良いと思いますが、透明度を戻す作業が大変と思いますので、今回は取り付け位置をずらす事で代用してみようと思います。

左上の写真の赤丸部分を削れば、後ろにずらす事が出来ます。
まずはランプのパーツを外すのですが、このパーツは接着されていますので、ラジペンでぺりっと剥し取って下さい。
その後、赤丸付近を削り、接着剤が付いた部分をやすりで平らにし、位置を調整しながら少量の接着剤で取付けます。
ついでにランプ裏側を銀で塗っておくと良いでしょう。

注：瞬間接着剤は周囲を曇らせますので、付け過ぎない要に注意してください。
注：削るのはランプ側です。　ボディー側は削るのたいへんですよ。

上向きヘッドライトがものすごく印象を悪くしているのでここの角度変更です。

赤矢印がヘッドライトパーツでして、やはりここも接着されています。
これをラジオペンチで引き剥がしてください。

そして２番目の写真のように上下反対にし、仮固定をします。
この作業が一番の問題でして、中央をテープで固定した程度では、接着時に動いたりしまして・・・
私の場合は、瞬間接着剤による点付けを行いました。
この場合、容器をそのまま持っていって流したりしたら大変な事になりますので。
紙の上に流し、爪楊枝でちょんと付けるとか、付属の細いノズルを使うとかして下さい。
この時点では、触らなければ動かない程度で良いです。

仮固定の後、クリアーエポキシ接着剤で本固定を行います。
この時も付け過ぎますと隙間から表に出てきますので、注意しながら接着して下さい。

接着剤が固まったら、左右を繋ぐパーツを切り取ります。
接着前にこれを切り取ってしまうと、角度調整が非常に難しくなりますので。
切り取り後、傷ついた部分を銀で塗ると良いでしょう。

４番目の写真が、角度変更後の写真です。
若干隙間が開いていますが、この辺りは目をつぶるのが賢明かと。

とにかく接着剤は付け過ぎないように気を付けて下さい。
表側に流れ出てしまうと、全てが台無しになりますので。

注：ヘッドライトの縁を黒くしたい場合は、接着前に塗装をしておくと良いでしょう。
注：この作業もアンテナを折り易いので注意してください。